StopMate ストップメイト

部品を規格化して、業界比で数分の一の低価格を実現したアーマチュアキットです。
国内外の撮影現場・教育機関で使われています。


StopMate SMー001


StopMate シリーズのプレゼンテーション/プロモーション用。すべてをボール盤加工だけで作りました。


StopMate SMー002

SM-002 以降は、旋盤加工も導入しました。基本部品のうち、外注で低価格化できるものは外注し、外注だと高価になる部品のみをハンドメイドしました。また外注部品は、より安く量産できるよう、一つの部品に兼用性をもたせました。たとえばソケットプレートは裏返すことで、2つのボール径に対応します。


StopMate SMー003
(ArmaBenders proto type)

SM-002 の基本部品に、よりコンパクトなソケットプレートを1組追加しました。この部品はプレートは小ボール専用ではありますが、裏返すと2連仕様でも使える、やはり兼用バージョンです。
海外サイト AnimateClay.com で委託販売。商品名 Armature by Tetsu。のちに国内サイト、GILLGILL.com でも委託販売。 SM-002/003 は、プロポーションをユーザーからの発注に応じて変えられる「イージーオーダー式」を本格的に実現したはじめてのモデルでしたが、積極的に広報しなかったせいで、ほとんど認知されませんでした。


StopMate SMー004
(ArmaBenders old version)

ユーザー自身が好みのプロポーションで組み立てられる、モジュール式アーマチュアです。
現場で使われてきたチェコ式のアーマチュアは非常に合理的な形状をしていますが、調整の難しさが難でした。このキットではチェコ式から「ねじおさえ」を分離することで、調整の専門性を回避しました。
またアルミ部品の積極的使用により軽量化。部品の兼用化も、さらにすすめて低価格化。
組立キットを AnimateClay.com で販売しました。商品名 ArmaBenders 。


StopMate SMー004D
(ArmaBenders new version)

SM-004 のソケットプレートの設計を一部変更し、特大ブロックを追加しました。これでボールサイズが従来の大・小2種類に特大を加えた、3種類に拡大しました。SM-004 ではアルミニウムからの削り出しだった「ねじおさえ」を、ホワイトメタルで鋳造して、さらに低価格化しました。
SMー004DのDは、Domestic の意で、当初は文字通り国内限定で販売しました。
のちに AnimateClay.com でも部品構成を一部修正して、新 ArmaBenders として販売しました。


StopMate SM-005
(ArmaBenders 2)

海外パペットで多用される、2連関節に本格対応しました。ソケットプレートは1連・2連兼用。特殊ブロックの有無により、同じソケットプレートが1連にも2連にも使えます。
その他、ボールぎりぎりの短さまで使えるWDボルトシャフト、全てのブロックに装着できる真鍮パイプ、ジョイントの屈曲角度拡大など、各種設計を見直し。SM-004 と、モジュールレベルで完全互換。
海外版は AnimateClay.com にて、ArmaBenders 2 の名称で販売中。

・ワンダーフェスティバル2010夏において、(株)白組様の企業ブースに、本製品の試作品が展示されました。

・ワンダーフェスティバル2011冬において、国内版が特別価格でリリースされました。

・NHK・Eテレ放映の人形アニメーション「ふしぎのヤッポ島 プキプキとポイ」に、SM-005 モジュールで構成された人形関節が使用されました。